進化のプロセスをなくすと・・・

人間は受精するとお腹の中でまず魚のように変態します。


次に両生類のように手足が生えた変態をします。
ここまではお母さんのお腹の中でのプロセス。


生まれたときには間違いなく哺乳類(猿っぽい)の
形をしていますが、それは外見だけが進化しているだけで、
まだ2足歩行をするためのプロセスを踏んでいません。

4つ足動物が生後すぐ立ち上がって歩行できるのは、
お腹の中でしっかりそのプロセスを踏んできたからでしょうか?
それはわかりませんが、

人間が立って歩行するためには、背骨を安定したものに
しなければなりません。


その大切なプロセスは「はいはい」
「はい、はい」といった生意気な口答えではありません。
四つん這いで地面を這うことです。


先日手のしびれでお越しになった方は、
「私、子供の頃にハイハイしてなかったです!」


なんていう事前申告はなかったのですが、
体を見ていると異常に背骨が動かない、
正常な背骨の彎曲が形成されていない
という状況でした。


そのことを指摘すると、
上記のような事後報告がありました。


この進化のプロセスを跨いで来た方の
身体の調整は可能かというと、それは

わかりません。


しかし、少しでも人間に近づくように
(その方は私よりしっかり人間でしたが)
調整するのが整体であります。


どんな事するのかは、
普通のプロセスを歩んできた方と変わりません。


現代の人間は大昔人間になったときと
大きく生活様式が変わっています。


歩かない、
快適な生活に慣れている、
変なもの食っている・・・ などなど。


きっと大昔の人間には整体など
必要なかったのでしょうね。


あ〜〜 あの頃に帰りたい



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